エクセルで飛び飛びの連番やワードのアウトラインのようなものを、数式で自動入力する方法

 
 

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こんにちは。

今日はエクセルで飛び飛びの連番や章立ての連番(ワードのアウトラインのような連番)の数字をエクセルで自動で更新できる方法を考えたので紹介します。

ワードではアウトラインや連番を使った場合、項目を削除すると勝手に番号が修正されますが、エクセルだとなかなか上手くできないので、いちいち修正するのが非常に面倒ですよね。 

ワードで作れる文書についてはワードを使えば問題ないのですが、エクセルで作らないと面倒な文書(例えば積算書や計算書など)もあります。

そのような場合、項目の増減に伴い連番がずれていないかチェックして修正しないといけないので、非常に不便でした。

この記事で紹介する方法を使えば、項目の増減があった場合も自動で数字が修正されるので、かなり便利だと思うので参考にしてみてください。

エクセルで不便だと思っていたこと

ワードでできることができない

ワードだとこんな感じの連番は簡単に作れますよね。途中を消しても勝手に番号が振り直されて非常に便利です。

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エクセルで連番を作ると変更があるたびに修正が必要になる

数式を使えば、ある程度変更した時に自動で数値を変えることができますが、行を削除した時などは、数字がおかしくなることがあります。

また、行数が多いエクセルシートになると、連番があっているかどうか確認するのも大変になってきます。

章が変わるごとに、子の連番が一から開始されない

こんな感じの連番もエクセルだとなかなか数式で作れないので、手入力するしかありませんでした。

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数式の使い方

①A列に =1+COUNT($A$1:INDIRECT("A"&ROW()-1)) を記入します。

②B列に =1+COUNT(INDIRECT("B"&MATCH(COUNT($A$1:INDIRECT("A"&ROW()-1)),A:A,0)):INDIRECT("B"&ROW()-1)) を記入します。

③連番を入れたい場所に①か②の数式をコピーします。

以上になります。

この数式を使って、エクセルで上記の連番を作るとこうなります。

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ただし、A列とB列の途中に空白や文字があっても数字はきちんと数えられますが、セルに数値が記入されると、おかしくなってしまいます。

A列とB列のセルには数値は入れないようにしないといけません。

 

途中行を削除したりしても連番が勝手に振り直されます。

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まとめ

連番の数字に、カッコや記号等を付ける場合は、数式を少し修正すれば実現できると思います。

 

今日はここまでです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。