こんにちは。
今日はバランス釜のお風呂についての記事です。
バランス釜とは、かなり昔の集合住宅などで、よく設置されていたお風呂の形式で、浴室内の風呂桶の横に沸かすための釜がついてるような作りになっています。
僕も現在はバランス釜の住宅に住んでいるのですが、まぁ色々と不便だったりする点があるので、紹介したいと思います。
引っ越しの際に、バランス釜の物件に引っ越そうかなと考えている方は、ぜひバランス釜のメリット・デメリットを考慮した上で検討した方がいいと思います。
メリット
メリットとしてはあまりないのですが、あえて上げるとすると、
①追い炊きができる。
②バランス釜の物件は人気がないので家賃が安い可能性が高い。
ぐらいでしょうか・・・
すみません。実際使っていて、あまりメリットが出てきません( i _ i )
実際にいつも使っている時に感じるデメリット
デメリットとしては
①掃除がしにくくカビ臭い
バランス釜のお風呂は、釜と風呂桶をセットで浴室の床の上に置くという設置方法のため、風呂釜や風呂桶の下、風呂桶の側面に微妙なスペースがあります。
そのスペースにカビが生えるのですが、風呂桶などは動かせないので、非常に掃除がしにくいです。
しにくいとゆうより、もはやできないと言った方がいいかもしれません。
なので、カビの臭いに敏感な人などは、あまりバランス釜のお風呂はお勧めできません。
②水圧が弱い
バランス釜はお湯を作り出す能力が比較的弱いので、お湯が出る量が少なくなります。
そうすると、シャワーから出てくるお湯の量も少なくなり、シャワーの勢いがありません。
しかも、寒い季節になるほど冷たい水からお湯にする必要があるため、シャワーの勢いが弱くなります。
寒い時期に凍えながらお風呂に入るのはなかなか厳しいものがあります。
③お湯が貯まるのが遅い
こちらも、②のデメリットと原因は同じなのですが、お湯を作りだす能力が低いため、風呂釜にお湯が貯まるのも遅いです。
夏だと15分ぐらいですが、冬だと25分ぐらいかかってしまいます。
④お風呂と壁の隙間にものが落ちる
風呂と壁の間に隙間が空いていれば、それはもう色々な物が落ちますよね・・・
子供のおもちゃなどは、子供がよく落としてしまいますが、大人も油断していると、歯ブラシなど落とすことがあります。
特に釜の上に何かを置いている時などに、間違えて落としたりしますね。
また、石鹸などはうっかり手が滑ったりすると、そのまま風呂桶の下に滑り込んで取れなくなったりします(笑)
ちなみに、ものを落とすと取り出すのに苦労します。
僕が最初衝撃的だったのは、引っ越してきてお風呂の掃除をしていた時に、風呂の側面を見ると、掃除用のスポンジが落ちていたり、
風呂の底に勢いよく水を流すと、ヘドロ?(湯垢やカビの塊みたいなもの)と一緒に、石鹸や子供のおもちゃが20個ぐらい出てきてびっくりしました。
⑤風呂桶が狭い
だいたいバランス釜のお風呂は正方形なので、なかなか狭いです。
足はもちろん伸ばせません。
子供と一緒に入ると、子供との距離感がかなり近くなりますね。
また、子供用のスイマーバを使うと、湯船が狭いため泳ぎ回ることはできませんし、一緒に入っているとさらに狭いので、子供が泳いでる間は湯船の外に出ないと
厳しいです(子供が泳いでるのを見るのは楽しいけど、寒い・・・)。
⑥シャワーヘッドを固定できない場合がある
バランス釜のお風呂だと、家自体が古いのでお風呂の壁が塗装仕上げだったりします。
というかウチがそうでした。
その場合、ホームセンターなどで売っている吸盤型のシャワーヘッドを、壁に固定するものは使えません。
短時間は固定できる時もあるのですが、風呂から上がって次の日になると、だいたい吸盤ごと落ちています。
また、強力な吸盤を使うと塗装自体が浮いたり剥がれたりします。
シャワーヘッドを固定できないと、頭を洗う時などに片手で持ちながら洗うはめになるので、やりにくいですよね。
一応、バランス釜本体にシャワーヘッドを固定する部分はあるのですが、位置が低いので、椅子に座ったら高さが足りません。
⑦掃除を入念にしすぎると塗装が禿げる
これも困った点で、壁にカビが生えたからと行って、壁を擦りすぎると壁の塗装が剥がれます。
壁が塗装仕上げでなければ大丈夫ですが、バランス釜が付いている家は年代が古いので、塗装仕上げのものが多いような気がします。
文句たらたらですね(笑)
そのくらい不便なことが多く、使いづらいです。
バランス釜でも少しでも便利にするための工夫
いろいろと不便なバランス釜のお風呂ですが、工夫次第で多少は使いやすくなります。
僕がやった工夫を紹介します。
①シャワーヘッドを節水型に変えて水の勢いをあげる
かなり水量が少ないバランス釜のシャワーですが、節水型のシャワーヘッドを使えば、多少お湯の勢いは増します。
お湯の総量は変わらないので、物足りなさを感じる時もありますが、だいぶ良くなります。
僕の場合はこのシャワーヘッドを使ってみて、非常によかったです。
塗装の壁でもくっつくシャワーヘッドの固定器具を使う
色々と探してみて、細かい吸盤がついたこの商品なら、塗装面の壁でも落ちずにくっつきました。
床にマットを敷いてその上に座って頭などを洗う
椅子を使わずに、床にマットを敷いて体を洗えば、バランス釜本体に付いているシャワーヘッドの固定位置でも問題なく使えます。
これはこれでありかもしれません。
マットを使わないと、コンクリートの床面なので冷たすぎます。
浴室乾燥のために風呂上がりにファンを回す
浴室にカビが生えないように、風呂上がりに外からファンを持ってきて回しました。
うちの場合は、換気扇の能力がしょぼかったので、このような対策をとりました。
ファンは回しっぱなしにしましたが、次の日入る時には床が乾いていたのでなかなか有効だと思います。
寒さ対策として風呂に入る前に電気ファンをつけて温めておく
シャワーだけを浴びる場合、寒いので入る前に電気ファンで浴室を温めておきます。
まとめ
なかなか不便なバランス釜ですが、我慢できれば家賃も安いのでいいかもしれません。
僕の場合は、シャワーの勢いが足りないので、冬でも夏でもお風呂にお湯を貯めて使っています。
お湯を貯めれば、風呂は少々狭いですが、ある程度暖かく快適にお風呂に入ることができます。
特に冬はお湯を貯めないと、シャワーだけでは寒くてやってられません。
ただ、夜にお風呂に入れなくて、朝入ることになった時などは、さすがにお湯を貯めれないので、かなり寒い中シャワーを浴びる羽目になります。
最後に、バランス釜の掃除について紹介した記事です。
よかったら覗いてみてください!
今日はここまでです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。